クリッパーズへの厳罰、アダム・シルバーコミッショナーが過去の事例を参考に決定したと明かす
ニューヨークで行われた2日間のオーナー会議の終了後、NBAのアダム・シルバーコミッショナーが取材に応じ、ロサンゼルス・クリッパーズに対する厳罰について言及した。クリッパーズはカワイ・レナードに関連するサラリーキャップ回避の規約違反が認められ、今月に入ってオーナーのスティーブ・バルマーが1年間の職務停止、球団が3,000万ドルの罰金、そして5つの1巡目指名権剥奪などの重い処分を科されていた。球団側は1年に及ぶ調査の間、一貫して違反を否定していた。
シルバーコミッショナーによれば、今回の処分を下すにあたって過去の類似事例、特にミネソタ・ティンバーウルブズがキャップ違反で同様に5つの指名権を剥奪されたケースを参考にしたという。指名権の喪失がクリッパーズに「致命的なダメージ」を与えることはないと見ているものの、大きな痛手であることは認めている。
「このような裁定を下すうえで、ある意味で最も難しいのはそこにある」とシルバーは語る。「ルール違反に対しては競技上のペナルティを科さなければならないが、我々は30チームによるリーグであり続けたいと考えている。残念ながら、そのチームを応援するファンをも罰することになってしまうという側面があることを我々は認識している」
なお、レナードをトロント・ラプターズへ送り返すトレードは、リーグの承認を経て月曜日に正式に成立した。バルマーオーナーは今週初めに処分を受け入れる意向を示し、罰金についてはすでに支払い済ませていることを明らかにしている。また、クリッパーズは現在暫定オーナーの選任手続きを進めている段階であり、今回のボードミーティングには代表者が参加しなかったとシルバーは説明している。